結婚相談所の成婚率は比較できない|24社の公式表記を実査して分かったこと
最終更新: 2026年10月27日

24社の成婚率の公式表記を確認した結果
- ●当サイトがレビューした24社のうち、成婚率の数値を公表していたのは12社で、2社は条件付きの表現、残り10社は非公表でした。
- ●公表値は27%〜86.1%と3倍以上の開きがあります。ただし分母や対象期間が各社で異なるため、そのまま比較できる数字ではありません。
- ●多くの相談所で「成婚」は入籍ではなく婚約して退会することを指します。成婚率は「結婚できた人の割合」ではなく「婚約して退会した人の割合」です。
- ●数字そのものよりも注記が重要です。①定義 ②分母 ③対象期間 ④自分のコースが対象か、の4点を無料相談で確認することをおすすめします。
※本ページの数値は、当サイトが各社の公式サイトを実査して記録したものです(確認日は表に明記)。掲載内容は変わることがあるため、申し込み前に必ず公式サイト・無料相談でご確認ください。
24社の成婚率 公式表記一覧(確認日記載)
当サイトがレビューしている24社について、公式サイトに記載されていた成婚率の表記と、そこに添えられていた算出の定義をそのまま記録しました。数値の記載がなかった場合は「非公表」と表示しています(推定値や他サイトの数字による補完は行っていません)。
| 相談所 | 公式の表記 | 算出の定義・注記 | 当サイト確認日 |
|---|---|---|---|
| ウェルスマ | 86.1% | 「1年以内成婚率」として公称 | 2026年7月31日 |
| エクセレンス青山 | 85.7% | 自社公称。2019年実績として掲載 | 2026年7月31日 |
| マリッジプロ | 80.4% | 「2025年成婚率」として公称。注記は「2025年の成婚退会者数÷全退会者社数」(公式の表記のまま)(出典:公式サイト) | 2026年10月27日 |
| 東京フォリパートナー | 71.5% | 直近1年(2025年10月〜2026年10月(2026年10月21日時点の公式表記))の成婚退会者 ÷ 全退会者(相談所以外での成婚を除く) | 2026年7月31日 |
| 流山おおたかの森の相談所 | 68.4% | 2025年の成婚退会者13名 ÷(成婚退会者13名+成婚以外の退会者6名)。IBJの基準で算出と公式に記載。2026年(10月現在)は13 ÷ 18 = 72.2%と別掲(出典:公式サイト) | 2026年10月27日 |
| ブライダルチューリップ | 60%以上 | 自社公称(算出の定義は公式ページに記載) | 2026年7月 |
| nikoブライダル | 56.3% | 2025年1〜12月の成婚退会人数 ÷ 全退会人数 | 2026年10月27日 |
| リングベル | 54.8% | 担当コンシェルジュが付くIBJ系プランの入会者のうち、2026年8月時点までに退会した方(成婚退会+通常退会。休会中の方を除く)に占める成婚退会者の割合(全期間累計・自社集計)(出典:公式サイト) | 2026年10月27日 |
| FIORE(フィオーレ) | 52.0% | 2012〜2025年の全退会者16,692名のうち成婚退会8,684名の割合(公式注記) | 2026年10月14日 |
| スマリッジ | 69% | 「1年以内の成婚率」として公称(2026年10月時点)。注記は「直近1年以内に成婚した会員の方を対象に算出」のみで、分母の記載なし | 2026年10月23日 |
| naco-do(ナコード) | 41.3% | 自社発表 | 2026年7月5日 |
| エン婚活エージェント | 30%以上 | 「6ヶ月以上活動した会員のうち30%以上が成婚」という、活動期間を条件とした表現。率そのものは非公開 | 2026年7月5日 |
| パートナーエージェント | 27% | 2022年10月〜2023年3月のコンシェルジュコース・エグゼクティブコースにおける成婚退会者数 ÷ 総退会者数(公式注記・2026年9月22日再確認) | 2026年9月6日 |
| IBJメンバーズ | 成婚退会者の割合 1/2以上 | %ではなく「割合」として公称 | 2026年1月 |
| ベルロード縁結びサポート | 非公表 | %数値なし。「成婚期間平均7ヶ月」「99%がお見合い実施」を公称。成婚の定義は『互いに結婚する意思を持つこと(プロポーズの受諾)』とFAQに明記 | 2026年8月6日 |
| P!っと縁結び | 非公表 | 成婚の定義は「婚約またはそれと同等の状態」と明記 | 2026年8月6日 |
| Code For Marriage | 非公表 | IBJの成婚定義に準拠 | 2026年8月17日 |
| ヒーローマリッジ | 非公表 | 公式サイトに数値の記載を確認できず | 2026年7月 |
| オーネット | 非公表 | 公式サイトに数値の記載を確認できず(平成元年以降の成婚退会者163,031名は公表) | 2026年10月23日 |
| ツヴァイ | 非公表 | 公式サイトに数値の記載を確認できず(2025年の成婚組数3,628組は公表) | 2026年10月23日 |
| サンマリエ | 非公表 | 公式サイトに数値の記載を確認できず | 2026年9月6日 |
| ムスベル | 非公表 | 公式サイトに数値の記載を確認できず | 2026年10月23日 |
| マーズカフェ | 非公表 | 公式サイトに数値の記載を確認できず | 2026年5月 |
| 結婚相談所セブン | 非公表 | 公式サイトに数値の記載を確認できず | 2026年5月 |
※数値はいずれも各社の自社公称値です。第三者による検証を経た数字ではありません。確認日以降に各社が表記を変更している可能性があります。
なぜ横並びで比べられないのか(実例)
同じ「成婚率」という言葉でも、定義は各社で異なります。実査で定義まで確認できた3社を比較すると、違いが明確になります。
パートナーエージェント 27%
公式の注記は「2022年10月〜2023年3月のコンシェルジュコースとエグゼクティブコースにおける成婚退会者数 ÷ 総退会者数」です(2026年9月22日に公式サイトで再確認)。 対象期間が限定されており、全コースではなく上位2コースのみが対象です。数字が低いことは実力が低いことを意味するものではなく、分母の取り方が厳格であることの表れとも考えられます。
東京フォリパートナー 71.5%
「直近1年(2025年10月〜2026年10月(2026年10月21日時点の公式表記))の成婚退会者 ÷ 全退会者、ただし相談所以外での成婚を除く」と定義が明示されています。分母の考え方はパートナーエージェントと近い一方、対象期間が新しく、コース限定もありません。
ウェルスマ 86.1%(1年以内成婚率)
こちらは「1年以内成婚率」という別の指標です。活動期間で区切った数字なので、退会者ベースの成婚率とは分母の考え方が異なります。 エン婚活エージェントの「6ヶ月以上活動した会員のうち30%以上が成婚」も同じく活動期間を条件とした表現で、退会者ベースの数字と直接は比較できません。
※このように、分母(総退会者数/全会員数/特定コース)・対象期間・対象者の条件が各社で異なります。「A社70%、B社27%だからA社のほうが良い」とは言えません。
「成婚」が指す時点
実査の中で、成婚の定義を公式に明記している相談所がありました。たとえばベルロード縁結びサポートはFAQで「互いに結婚する意思を持つこと(プロポーズの受諾)」、P!っと縁結びは「婚約またはそれと同等の状態」と定めています(いずれも2026年8月6日確認)。
つまり入籍は成婚の条件に含まれていないのが一般的です。この点が「成婚率=結婚できる確率」と誤解されやすい主な要因です。また、成婚後に破局した場合の扱いは数字に反映されません。
また、IBJ加盟の相談所(Code For Marriageや流山おおたかの森の相談所など)は連盟の成婚定義に準拠しており、個社の独自定義ではありません。加盟連盟を確認すると、定義の背景が見えることがあります。
入会前に確認したい4つの質問
「御社の「成婚」はどの時点を指しますか?」
婚約・真剣交際の開始・入籍のいずれを指すかによって、数字の意味が変わります。
「その成婚率の分母は何ですか?」
分母が総退会者数・全会員数・特定コースの退会者数のいずれかによって、率は大きく変わります。
「いつからいつまでの実績ですか?」
数年前の実績がそのまま掲載されている例もあります。最新の実績かどうかをご確認ください。
「私が入るコースはその集計に含まれますか?」
上位コース限定の数字であれば、自分が入るコースの実績とは限りません。
この4つに明快に答えられる相談所は、少なくとも自社の実績を正しく把握しています。一方、資料にも公式サイトにも注記がなく、質問への回答も曖昧な場合は、その数字を判断材料にしないことをおすすめします。
成婚率より先に確認したい項目
比較可能性という意味では、成婚率よりも料金の総額のほうが、条件をそろえて比較しやすい判断材料です。入会金・月会費・お見合い料・成婚料の合計は、各社の公式表記から同じ条件で積み上げられます。
よくある質問
結婚相談所の成婚率はどれくらいが普通ですか?
「普通」と言える基準はありません。当サイトが実査した24社では、数値を公表していたのは12社で、27%〜86.1%と3倍以上の開きがありました。ただしこの数字は横並びで比べられるものではなく、分母(総退会者数か、全会員数か、特定コースの退会者数か)と対象期間が各社で異なります。数字の大小ではなく、算出の定義まで確認したうえで判断することをおすすめします。
成婚率の「からくり」とは何ですか?
多くの相談所で「成婚」は入籍ではなく『婚約(プロポーズの受諾)して退会すること』を指します。つまり成婚率は「結婚できた人の割合」ではなく「婚約して退会した人の割合」です。加えて、分母が『総退会者数』だと途中でやめた人が多いほど率は下がり、対象を上位コースに限定すれば率は上がります。当サイトの実査でも、パートナーエージェントの公式注記は『2022年10月〜2023年3月のコンシェルジュコース・エグゼクティブコースにおける成婚退会者数÷総退会者数』でした(2026年9月22日確認)。数字だけでなく、この注記を読むことが重要です。
成婚率を公表していない相談所は避けたほうがよいですか?
いいえ、そうとは限りません。当サイトの実査では、オーネット・ツヴァイ・サンマリエといった大手を含む10社が数値を公表していませんでした。定義が統一されていない指標を公表しないことには、合理的な理由があるとも考えられます。また、成婚の定義(婚約なのか入籍なのか)をFAQで明示している相談所は、公表の有無にかかわらず情報開示の姿勢が確認できます。
入会前に成婚率について何を確認すればよいですか?
①成婚の定義(婚約か、入籍か、真剣交際の開始か) ②分母(総退会者数か、全会員数か、特定コースか) ③対象期間(いつからいつまでの実績か) ④自分が入るコースが対象に含まれるか、の4点です。無料相談でこの4つを質問し、答えられない、または資料に注記がない場合は、その数字を判断材料にしないことをおすすめします。
成婚率以外に何を見て選べばよいですか?
料金の総額(入会金・月会費・お見合い料・成婚料の合計)、会員層が自分の希望と合うか、サポート範囲、退会・休会の条件です。当サイトでは各社の料金を確認日とともに一覧で掲載しているほか、Googleマップの実測データをもとに地域ごとの相談所も掲載しています。複数社の無料相談で比較することをおすすめします。
この記事を書いた人

ムスビバ編集部
結婚相談所の料金・サービス条件を各社公式サイトで継続的に調査している編集部です。料金や成婚率などの数値は確認した日付とあわせて掲載し、公式サイトに記載が見つからない項目は「非公表」「確認できず」と表示しています。 推測による数値の補完や、体験談の創作は行いません。詳しくは編集方針・掲載基準をご覧ください。
編集部には、結婚相談所を利用して入籍し、結婚生活6年目を迎えたメンバーが在籍しています。
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